10/19-20の二日間にかけて、愛知県瀬戸市の
陶器工場が主催する「瀬戸オープンファクトリー」に
ご招待頂き、参加させて頂きました。
ここでは、私たちにとって印象深かったことを
数回に分けて、お伝えしていきたいと思います。
初日、一番最初は瀬戸で掘った土を粘土にする
丸仙陶器原料(株)さんにお邪魔しました。
食器好きでも、土の工場に行く機会って
なかなかないですよね。とても貴重な体験でした!
こちらは土の倉庫。
約8種類の土がこのような状態で保管されています。
土の色、キメもそれぞれ違います。
ちなみに、瀬戸の土は日本の中でも
本当に良質の美しい白い土が採れるそうです。
ここから、食器の材料として使えるように
いくつかの工程を経ていきます。
また、ここでは大切なことを教えてもらいました。
それは、食器を作るための「土の枯渇」です。
石油と同じように、瀬戸の良質な土は有限の資源です。
それが、枯渇してきているのです。
実は美濃の土はすでに底をついていて、
現在では瀬戸の土を使ってるそう。
その土地の土で作るのが「○○焼」の特徴ですが
もうそれも難しい状況なのです。
環境問題が叫ばれていますが、
食器の土の状況はほとんど知られていないと思います。
今持っている食器を大切に使いたいと改めて感謝しました。
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